丸山住宅 055-977-4144

2012年01月31日

ソーラーバネル 〜設置するからにはプラスにしよう〜

ソーラーバネル 〜設置するからにはプラスにしよう〜

現在、省エネや電気料金値上げで注目をあびているソーラーパネルですが、
メーカーを選ぶ基準や設置費用などちょっとわかりにくい部分が多くあります。
今回の「プロ直伝!建築の手引き」は工務店側からみたソーラーパネル設置のポイント点についてお伝えします。


①ソーラーパネルを選ぶ
どのメーカーが良いとは言えませんが、見るポイントは
・国内メーカーかどうか
・モジュール変換効率が高いか
・パネルの素材

この2点は壊れやすく、なおかつ太陽エネルギーから電気への交換率も良いので
パネルメーカーを選ぶポイントと言えます。変換効率は現在16〜17%以上がめやす。
パネルの素材は単結晶シリコンが現在の基準です。多結晶シリコンやアモルファスシリコンなどの素材を使った低価格のパネルはありますが、効率が低く、先の事を考えると単結晶シリコンを選んだ方が良いです。

②設置について
・雨漏れ
パネル設置後「天井から雨が漏れた」「天井裏に潜ったらビスが貫通しているのが見えた」などを良く聞きます。これは屋根の下地材である垂木に留めなければならないビスが留っていない事を意味します。
建物の事を知っている工務店に相談しながら設置する事をおすすめします。
・パネルに家が耐えられるか?
ソーラーパネルと設置すると必然的に屋根が重くなります。古い建物ですと風や地震で建物が揺れ、パネルの破損や建物自体の損傷が考えられます。不安な方は建築士、工務店等に相談して設置を考えて下さい。

③費用について
・一番重要な費用
回収年数と保証と設置費用と売電を照らし合わせる必要があります。
あくまでも丸山住宅での設置の場合の設置費用は
3.06kw(シャープ製品)で150万円くらいです(1kwあたり約50万円)。
ソーラーパネルの保証の年数は10年です。
近年、ソーラーパネルは壊れにくくなっているとはいえ、保証期間内の10年で設置費用の150万円を取り戻す事が良いと言えます。
売電価格や現在かかっている電気料金等をシュミレーションして回収年数にどのくらいかかるか出してみて下さい。
これから設置するお宅でのシュミレーション結果ですが、
3.06kwで150万円の設置費用を回収するのにオール電化のご家庭で9年以内で回収出来る結果が出ています。

数年前に比べて、ソーラーパネルの技術は上がり、嬉しい事に設置費用は徐々に下がってきています。
ご自分のお宅に載せられるのか?設置にかけた費用は何年で回収出来るか?などを相談してみて、
失敗しないようにソーラーパネルでライフサイクルコストを減らして下さい。

丸山住宅


同じカテゴリー(みなさんに役立つ情報)の記事画像
住宅の考え方「扉の話」
あなたの街にも『住宅リフォーム助成金』があるかも
住宅の考え方「クローゼット派とDIY派」
住宅版エコポイント[リフォームに関して]
住宅版エコポイント[新築住宅に関して]
同じカテゴリー(みなさんに役立つ情報)の記事
 住宅の考え方「扉の話」 (2013-01-29 16:42)
 あなたの街にも『住宅リフォーム助成金』があるかも (2012-03-14 10:48)
 住宅の考え方「クローゼット派とDIY派」 (2011-08-22 10:28)
 敷地の価格+地盤改良代=本当の値段 (2010-07-13 16:06)
 住宅版エコポイント[リフォームに関して] (2010-02-16 15:15)
 住宅版エコポイント[新築住宅に関して] (2010-02-15 17:42)

 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
このページのTOPへ
削除
ソーラーバネル 〜設置するからにはプラスにしよう〜
    コメント(0)