連載:自分らしい家 vol.03

丸山住宅

2010年11月05日 17:03

「ヴォリュームの検討」

この土地にどんな建物が建てられるだろう?

可能性は無限にあります。間取り、使用する材料、住まい方、形などがそれに当たります。

でも、限られた物もあります。敷地の大きさ、資金などです。


間取りなどを決める前に
限られた敷地、資金でどんなヴォリュームの物が建てられるか考えましょう。
そうすると敷地の使い方、建物の形などがつかめます。
何も存在しなかった頭の中にボヤーっとでもイメージが湧きます。


「片側にギュッと寄せてみる」

出来るだけ多くの駐輪スペース+車2台分のスペースが必要なので、片側に建物、片側に駐車駐輪場を置いてみました。
30坪の総2階の建物がこんな風に建てられるのがわかります。

このように三角形の敷地の広く取れる方に建物を、狭く建物が建てにくい方に屋外スペースを取るのは、敷地の使い方として良いかも。






「チューブの様に長細く」

駄菓子屋なので、前面道路に駐輪場を設けて、
車を右側に設けたらどういう風になるのだろう。
1階の面積が減り長細くなった。
2階の面積がその分広くなり、長細くなった。

店舗としては前面道路に沿っているので◎
2階が大きくなって軒ができ、雨が降った時に子供・自転車が濡れずにすみそう。





「ぐるっと回れる」
道路に挟まれた敷地なので、敷地の真ん中に1階を置き、どこからでもアクセスでき、ぐるっと建物を回れる使い方を考えてみました。

駄菓子を買いに来た子供が敷地をぐるぐる回っている情景が浮かびます。








まだ詳細の間取りは考えずに
100分の1スケールの模型をいくつも作り、敷地と建物の関係がどんな風になるか検討します。
一生を共にする家なので、急がないで少しずつ自分らしい家のイメージを固めて行きましょう。


それぞれの夢の実現のために
丸山住宅
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