連載:自分らしい家 vol.14
「見積り金額を持って打合せ → 変更」
建物本体の工事金額 1500万円
建物以外の工事金額 390万〜440万円
をお持ちして御施主さんとの打合せへ
打合せの結果
御施主さんの「1500万円」は建築本体の金額ではなく、既存建物の解体費+外構工事費+地盤改良工事費など全てを
含めた「1500万円」だとわかりました。
「自分らしい家のポイント」
人生で一番高い買い物である「家」ですが、値段がわかりにくい現状があります。
安い住宅メーカーで建てて、コンセント1個追加したからいくら。壁を追加したからいくら。など追加のお金を足した結果、
安く買うはずの家がとても高くなった事を良く聞きます。
そうならないために、建てる前にお金に関して決めておく必要があります。
今回の「1500万円の考え方の違い」は資金計画を出した結果、建てる前にわかった良い例と言えます。
安いか高いかは広告だけではわかりません。
今回の工事 1500万円(建物本体)+340〜390万円(その他の工事)=1890〜1940万円を1500万円に
減額しなければなりません。
その他の工事である「解体工事」「外構工事」「地盤改良工事」「登記・銀行関係」の340〜390万円は絶対にかかる
費用なので、減額出来ません。
そうすると「建物本体」の1500万円を1100万円に減額しなければいけません。
坪単価50万円を考えた際に30坪から20坪へと建物を小さく変更した案を考える必要があります。
では30坪案の用途や条件を考慮に入れて、20坪案を考えていきましょう。
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