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2010年07月13日

敷地の価格+地盤改良代=本当の値段

Point
住宅を建てる敷地を探す時、価格、立地、広さ、大雨の時、水が浸かるか?、方角(風水)など色々な事を考えて探すと思います。
その中でも「価格」についてワンポイント!
これから探す人は敷地の価格というのは
「敷地の価格+地盤改良代=本当の値段」
平成21年10月から建築の法律が変わり、住宅瑕疵担保履行法が追加されました。
そのため、ほとんどの新築住宅が地盤調査をしなくてはならなくなり、調査の結果、地盤改良が必要になります。
丸山住宅も新築住宅を建てていますが、経験上、地盤改良が必要な住宅がほとんどです。

地盤層が深いと地盤改良に200万円くらいするものもあります。
敷地は目で見てわかりずらいもののですから、敷地を選ぶときは不動産屋さんに「地盤」について聞いてみて下さい。  


Posted by 丸山住宅 at 16:06Comments(0)みなさんに役立つ情報

2010年02月16日

住宅版エコポイント[リフォームに関して]




「消費者にとって一番賢いエコポイントのもらい方」

はじめに
住宅版エコポイントは大きく新築用とリフォーム用に分けられます。
新築用は住宅版エコポイント[新築住宅に関して]にお書きしましたので、ご参考に。
新築工事でエコポイントをもらおうとすると省エネ等級4をとれなければならないので、各仕様を上げたり、書類を出さなければならなかったりと色々とあります。
それを考えるとエコリフォームは、とてももらいやすい!

1.色んな場所に潜んでいるポイント!!
窓にも外壁にも屋根・天井にも床にも手スリにも廊下の幅にも・・・色んな場所の改修工事でエコポイントがもらえます。
窓だけの交換でも1箇所あたり最大18,000ポイント、外壁の断熱工事で100,000ポイントももらえます!
新築と違うのは部分ごとにエコポイントがもらえる事!!
小さなポイントをコツコツもらえば、1戸あたり最大300,000ポイント。新築でもらうポイントと同じだけもらえます。

新築エコポイントと同様、細かい規定があるので国土交通省ホームページをご覧下さい

2.申請は簡単!!
1.メーカーがきちんと材料を納品した事がわかる性能証明書や施工納品書(サッシメーカーや断熱材卸業者が発行する)
2.工事施工者が工事の完了後に発行する工事証明書(工事施工者が発行)
3.領収書(工事施工者が発行)
4.工事中、工事後の写真(工事内容により異なる)(工事施工者が発行)
5.申請者の確認事項(運転免許証の写し等)(申請者(お客さん)が発行)

まだ明確な規定が定まっていないため暫定ですが、今のところ上記の書類は必要です!
工事中の写真だけは気を付けないと竣工後だと撮れないので注意してください。あとはなんとかなります。

3.+α工事で賢くもらおう!!
リフォーム箇所ごとにもらえるのが一番の特徴のエコリフォームポイント。
例えば、
キッチン等の水廻りのリフォームではもらえませんが、そのリフォーム工事と絡めて窓サッシを交換したりすれば窓のエコポイントはもらえるかもしれません。
便器の交換ではもらえませんが、窓サッシもついでに交換したり、手スリも交換すれば、サッシと手スリのエコポイントがもらえ、さらに介護保険被保険者で、要介護、要支援認定を受けた方は「介護保険の住宅改修」を使えれば、18万円まで市からお金がもらえます(三島市の場合)(「介護保険の住宅改修」はお住まいの市役所にお問合せ下さい)

出来たばかりの制度で細かくは決まっていないようですが、せっかくリフォーム・新築工事をやらさせてもらうので、僕たちもお客さんのために勉強していこうと思います。

分からない事やリフォームに関してのお問合せは、丸山住宅までお願いします。  


Posted by 丸山住宅 at 15:15Comments(0)みなさんに役立つ情報

2010年02月15日

住宅版エコポイント[新築住宅に関して]



「消費者にとって一番賢いエコポイントのもらい方」

はじめに
平成21年12月8日の閣議決定で新築住宅・リフォームに関してエコポイントが交付される事が決まりました。
上限30万ポイントなので家電などのエコポイントと比較するととても大きな額の交付となります。

先日開催された財団法人 静岡県建築住宅まちづくりセンター主催のエコポイント講演会、国土交通省のエコポイントのトピックスなどを参照として、分かりづらい住宅版エコポイント制度を消費者であるみなさんに分かりやすくまとめていこうと思います。
みなさんの生活に役立てば、幸いです。
あくまでも一般の方用に注意すべき点、金額、利点と欠点などまとめますので、専門的な事は一切まとめません(言葉だけでは難しいので)。
なお、新しい制度なので、現在も新しい情報が出ておりますので国土交通省ホームページを詳しくは見て下さい

1.期限は期間でない!!
申請期限は一戸建ての場合、期限は平成23年6月30日とされています。
そして、エコポイントを申請するのは、検査済証の写しが必要なので、家が建て終わった竣工後となります。ですので、あと竣工まで1年間以上あります!!
しかし、計上予算の1000億円を考えると期間は1年間もないかもしれません。

1000億円÷30万ポイント=33万戸にエコポイントがもらえる(エコリフォームなどを除いて考えています)
日本の年間新築戸数は78万戸(2009年)なので、これから建てられる新築住宅全てがエコポイントをもらうと半年も経たずに制度が終わります。


2.お金はもらえない!!
家電版エコポイントでご存知の通り、ポイントなのでお金はもらえません。商品券や商品などと交換されます。
エコリフォームには即時交換という追加工事に対して工事費用を直接工事施工者に支払われる交換方法もあります

3.30万ポイントは全部もらえない!!
長期優良住宅や住宅性能評価、フラット35S(省エネルギー性)、「住宅事業主基準」などを受けた住宅に関しては、そのままもらえます(と言っても通常より申請費や材料費もかかり経費や手間ににその分上乗せてあると思いますが)。
特に上記のものでない一般的な住宅でエコポイントもらいたいときはエコポイント対象住宅にして、なおかつエコポイント対象住宅という事を第三者機関に証明してもらわなければなりません。
(30万ポイントはもらえるけど、もらうためには費用がかかるというわけです)
もらうための費用の内訳は
その第三者機関の証明書の申請手数料は19000円(一番安くて)。
自分で第三者機関へ提出する申請書を書くのが難しいので、建築の専門家が書かなくてはなりません。その手間費用。
もらうためにはエコポイント対象住宅にしなくてはならないので、一般的な住宅に比べて断熱材のグレードをアップしたり、ガラスをLow-Eガラスと言う特殊なガラスにしなくてはなりません。その材料費。

考え方として
国から30万ポイントもらえるので、その30万ポイント分を使って普通の住宅から省エネ住宅にグレードアップ

という言い方の方が良いかもしれません。

4.もらうなら木造住宅!!
RC造、S造の住宅もエコポイントはもらえるそうですが、もらうにはとても難しいようです。(RC造、S造に関して調べてないためどのような規定でエコポイント適応住宅になるかわからないのですが、エコポイント講演会での演説者さんがそのように言っていました)
もらうなら木造で!

5.色んな優遇と絡めてもらおうエコポイント!!
3.で書きましたが、エコポイントをもらうためだけでは省エネ性能を上げるために30万ポイントを施工に使うようなものです。

色々と考え、各業者さんとも話した結果、

「消費者にとって一番賢いエコポイントのもらい方」は

税制優遇や金利優遇などがある長期優良住宅制度やフラット35Sと合わせてエコポイントもゲットするのが良いのでないかと思います。
そうすることで30万ポイント+ローン減税+資産評価のアップなど30万ポイント以上の効果がある可能性があります。

以上
分かりやすく書いたつもりが、やはり分かりにくくなってしまいました。すみません。
分かりにくいぞ!と思った方は、うちの方へお問い合わせ下さい。もう少し分かりやすく答えられるようにしておきます。


住宅版エコポイント相談窓口☎0570-071-077でも教えてくれますが、あくまでも行政の方なので分かりやすい答えは期待出来ないかも。電話してもつながりにくく、録音の声で「混雑しているので、すみませんが切らしてもらいます」と言ってきますがダミーなのでそのまま待つとつながります(2回電話して2回ともそうでした)。


もっと良い答え、blogの疑問、エコポイントの疑問がありましたら、お手数ですがコメントやメールをお願いします。
頂ける物は頂き、さらなる可能性を一緒に考えていきましょう!  


Posted by 丸山住宅 at 17:42Comments(0)みなさんに役立つ情報

2010年01月27日

耐震診断-TOKAI-0-

耐震診断・補強工事をして地震に強い家に変えよう!

「TOKAI-0を使って行う補強工事」

目的と現状:
現在(H21.12末)で約58000戸が耐震診断(無料)を受けて、そのうちの約11000戸が補助金を受けて補強工事をしています。
そもそもTOKAI-0の目的としては、今後予想される東海大地震では最小限で抑えようという目的からきています。
そのためには、地震の事をあまり考えていなかった昭和56年以前に建てた木造住宅を補強し、今の基準の建物と同等の強さを持った建物にしなければなりません。

なるべくお金を使わないようにしよう:
TOKAI-0プロジェクトには多くの助成金制度があります。賢く、うまく使いましょう!
1.専門家による耐震診断は無料で受けられます。
2.補強設計の計画作成費は96000円/戸まで(費用の2/3以内)でます。
3.補強工事は30万円〜でます。その他高齢者割り増し(20万円)や市町村によって上乗せ金がでます。
4.所得税や固定資産税が優遇されます。
5.住宅ローンの金利や手数料が優遇されます。
詳しくは県民部建築住宅局建築安全推進室へ
県が力を入れてのプロジェクトなので、各項目に優遇措置があります。

診断から工事まで:
1.ご家庭でも出来る「誰でもできるわが家の耐震診断」で、まずはチェックを!
パンフレットを取り寄せるとお金がかかるので、http://www.kenchiku-bosai.or.jp/wagayare/wagayare.pdfここからダウンロードを!

2.1の結果を見ると専門家に相談と必ずなるので、相談してみましょう!市町村の窓口に電話するだけで専門家が無料で耐震診断してくれます!診断士は営業活動をしてはいけないので、営業される心配もありません。お持ちの家の耐久力を無料で知る事が出来るので、やっといた方が良いですよね。(診断士へのお金は地方自治体から建築団体に支払われ診断士にいきます)

----ここまでは無料で出来ます!ここから先は実際に計画書を作ったり、工事が行われるのでお金がかかります。----

3.補強したくなったら、補強計画を依頼しましょう!お知り合いの設計士さんや耐震診断士さんなどがいる時はその方に頼み、誰に頼んでいいか分からない時は市町村の窓口で見てみましょう。丸山住宅でも設計士、耐震診断士がいるのでわからなくなったら聞いて下さい。(上記で書いた通り、96000円まで補助金がでます)

4.補強計画書に従い補強工事を行います。工事内容にもよりますが、150万円以上はかかります。
行政からの補助金の30万円だけでは、とてもではないけど足りませんので見積書をとってから値段を把握して工事を行いましょう。
補強工事は既存の壁や床を壊して行います。解体工事→補強工事→元の状態に戻す仕上工事と手間がかかるので、少しの工事でも費用が高くなってしまいがちです。
複数の業者に見積書を作ってもらい。適切な業者さんに工事をしてもらいましょう。ちなみに丸山住宅もやっていますよ。

5.最後にもう一度診断してもらいましょう!出来れば、3.の時に補強計画を依頼しながら、終わってからもう一度診断してもらうように頼んだり、依頼しましょう。あとで追加されてお金を支払うのは嫌ですからね。

以上が流れです。

丸山住宅「スタッフブログ」内でも書きましたがクリックいつ起きるか分からない東海地震のために早めの診断・補強工事をお願いします  


Posted by 丸山住宅 at 17:35Comments(0)耐震のいろいろ

2010年01月18日

建築の可能性/駿府教会 -その2内観-

駿府教会
静岡県静岡市
設計:西沢大良建築設計事務所




-その1外観-に引き続き、-その2内観-をお書きします。1回目に訪れた時には扉が閉まっていたので、外観のみの見学でしたが、2回目に行った時には中も拝見出来たので行きました。

----内観1----
[目透かし]
構造は木造だが、礼拝堂は約10m(内法9.1m)角で高さは約9m(天井高7.5m)で出来ている。通常の木造では構造的に無理なので、トラスで解いている。天井を見ると三角形のトラスが見える。
トラスという、困難な構造形式だがトラスを組む事で、細い部材で強い構造に出来る。実際に天井の構造には120×180mmという部材を使用している。細い部材は光が多く入るし、軽く見える。

壁の構造もトラスで組み最大で90×90mmの部材で構成されている(一般住宅では3.5寸角(105mm)や4寸角(120mm)の柱が使われている事を考えるとその細さが分かる)。

壁は天井に向う程、目透かしの幅が広くなり天井付近は下地のトラスが見えるまでになっている。












----内観2----
[エントランスホール]
ガラスの向こうが外と繋がっているエントランスホールです。向って右に行くと外に出て、左に行くとミーティングルームに行けます。

[吸音・遮音]
外壁もそうであるが、内部にも吸音・遮音材が積層さえ外からの音、外への音を遮断している。








----詳細----
[照明]
ミーティングルーム上部に取付けてある蛍光灯。一見すると普通の器具だが天井に埋め込まれている。天井から出ているのは蛍光灯それだけである。無駄な物は削ぎ落とし、欲しい物だけ見えるようにしている。
[扉]
礼拝堂内部にある扉である。壁と合わせて厚み18mmのパイン材が張られている。
   


Posted by 丸山住宅 at 08:07Comments(0)訪れた建築作品集

2010年01月16日

建築の可能性/駿府教会 -その1外観-

駿府教会
静岡県静岡市
設計:西沢大良建築設計事務所




静岡県静岡市にある駿府教会をご紹介します。西沢さんには大学に在学中に指導して頂きました。実際に建っている彼の建築物を見るのは初めてだったので、ワクワクして行きました。
やはり、良かった。その一言。
降り注ぐ光の粒にさえも彼がデザインしているような建物でした。



----外観1----
[ロケーション]
市街地中心の線路沿いの角地に建てられたキリスト教プロテスタントの教会。道路からも電車からも見え、人目に付きやすい場所です。
[構成]
木造。1階は教会とミーティングルーム。2階は3部屋の個室、リビングダイニング、テラスを持つ牧師さんの住居になっています。
[外観1]
外装はレッドシダーを使い、表面に粗い凹凸(割肌板)を残しています。時間が経つごとに色がシルバーブラックに変色し、太陽光が乱反射を起こします。写真が白く光っているのはそのせいです。




----外観2----
[外観2]
直方体の教会に対して、ミーティング+住居部分は切妻形のファザードで構成しています。どちらの形も一般的に使われるものですが、存在感を強調して見えます。人・車・電車が多く通るので、遮音・吸音材が幾重にも積層させ、音が教会内に入らないようにしています。









----細部1----
[雨樋]
外壁の先端にあるのが雨樋です。教会部分をより直方体として見せるために小さし、目立たない場所(東側)に作っているのだと思います

[外壁]
この写真からも外壁が木の色ではなく、シルバーブラックになって変色しているのが分かります。

















----細部2----
[エントランス門扉]
左の写真のようなデザインになっています。ツルと葉が巻き付き、可愛らしいデザインでありながら、関係者以外立ち入り禁止と言わんばかりの存在感があります。この門をくぐるとエントランスホール(通路)があり礼拝堂に入ります。
[立上がり・外周]
基礎の立上がりがほとんどなく、外周の砂利と外壁がつきそうです。立方体に見えるデザインでそうしているのだと思います。
雨水の飛散と敷地への浸透を考えて周囲に砂利を敷き詰めていると思われます。


 


内部は-その2内部-につづく


参考
西沢大良建築設計事務所   http://nszw.com/
駿府教会          http://www.sunpukyokai.org/
教会が建て上げられるまで  http://geocities.yahoo.co.jp/gl/sunpukyokai/
  


Posted by 丸山住宅 at 14:54Comments(0)訪れた建築作品集
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